素材について

2016/01/15 17:00

・動物の皮は、一般にそのままだと固くなったり腐敗してしまったりします。これらを防ぎ、皮を柔らかくして耐久性や可塑性を加え、皮革として利用するために必要な作業をなめしと言います。なめし加工を施すことにより、単に動物の皮膚だった”皮”から、製品に使われる”革”へと変化します。

・なめしには植物由来の天然液を使う「タンニンなめし」、化合物のクローム塩を使う「クロームなめし」、タンニンなめしとクロームなめしを組み合わせた「コンビネーション」なめしがあります。

・タンニンなめしの革のは型崩れしにくく丈夫で、吸湿性に富み、使い込むほどに艶や、馴染みがでます。艶や馴染みがでることをエイジングと呼んだりします。世間一般で固い革と言われているのがタンニンなめし。

・クロームなめしの革の特徴は伸縮性が良く、柔軟でソフト感があり、吸水性が低く、水をはじきやすいなどの特徴があります。世間一般で柔らかい革と言われているのがクロームなめし。

・当工房では、主にタンニンなめしの牛革を使用して製作しています。

・当工房では、主にスターリングシルバーと呼ばれているAg925のシルバーを使用して製作しています。

・真鍮とは、銅と亜鉛の合金です。黄銅とも言います。